鹿児島の夏の風物詩「おぎおんさぁ」の本祭が、2025年7月20日(日)に鹿児島市で行われました。
「おぎおんさぁ」は江戸時代から始まったとされ、悪疫退散や商売繁盛を祈願する祭りです。20日は時折、青空が見える中、鹿児島市の天文館で本祭が行われ、大人神輿と子ども神輿あわせて19基が市内中心部の電車通りを練り歩きました。

また御所車に乗った十二単の女性や、着物を着て化粧をした子供を乗せた稚児花籠、頭に大きな桶を載せた着物姿の十二戴女の行列など、およそ2500人が街を練り歩きました。

名物の「稚児上げ」では、子どもの健やかな成長を願い、大人神輿の上で威勢のいい掛け声にあわせ、子どもを掲げました。