鹿児島県は、11月29日に関係人口の増加を目指す新たな取り組みの一環として、首都圏在住者を対象とした食イベント「KAGOSHIMA MEET LUNCH」を東京銀座のレストランで開催しました。参加者は、鹿児島の食材や調味料、懐かしい鹿児島の映像や生産者の説明を通じて鹿児島の魅力に触れ、5感で鹿児島を堪能しました。

※食材へのこだわりなどを生産者(うしの中山)が直接説明
鹿児島の食材が東京銀座に集結
会場は東京。銀座にあるモダンフレンチをコンセプトにしたレストラン「Opuses」

提供されたのは、鹿児島黒牛をはじめ、スナップエンドウなど、鹿児島が誇る旬の食材をふんだんに使用した料理の数々です。参加者は肉料理をメインに味わったほか、月日貝やさつまいもなどを堪能しました。
メニュー
Amuse
青豆(スナップエンドウ)
Appetizer
鰹の藁焼き ビーツ 野草 フロマージュ
Second Appetizer
黒牛のポシェと大根 コンソメ
Appetizer
ツキヒガイのグラチネ 雲子 ポワロー
Addition
TKG あおさのり
Main Dish
黒牛フィレとサーロイン 黒酒のソース
Dessert
ほうじ茶アイス
さつまいもモンブラン

このイベントには、首都圏に住むおよそ30人が参加し、料理を味わいながらMBC南日本放送が所有する懐かしい鹿児島の映像を視聴したり、生産者からの説明を聞いたりする機会が設けられました。

参加者からは、「日本一のお肉食べられて最高です」といった喜びの声や、「和気あいあいの雰囲気で楽しかった」、「鹿児島の食文化はすごく深いと思いました」といった、鹿児島の食文化の多様性や質の高さを評価する声が上がりました。
日本一のお茶を楽しむワークショップも開催
また、参加者は料理を味わうだけでなく、荒茶生産量が日本一となった鹿児島のお茶の魅力を学ぶワークショップにも参加。温度による風味の違いを体験、生産者への質問を通じ、日本一の「かごしま茶」の魅力に触れる機会となりました。

※お茶のおいし淹れ方ワークショップを生産者(村岡製茶)から学ぶ参加者の様子
2月にもイベントを開催
KAGOSHIMA MEET TOUR
2月には鹿児島県の生産者を訪ね、採れたて食材に込められた想いやこだわりにふれながら、”鹿児島とのつながり”を感じるガストロノミーツアーを開催します。舞台は、南薩地域。南九州市では今回イベントに参加した村岡製茶で香り高いお茶を、指宿市では旬のそら豆の生産者を訪ねます。ランチは、指宿白水館「薩摩伝承館」内のイタリアンレストラン リストランテフェニーチェ。生産者から届いたばかりの旬の食材を、極上のイタリアンで堪能します。また、南九州市頴娃(えい)町では空き家再生が進むまちを歩きながら、古民家を通じて人が出会い、新しい価値が生まれるストーリーにふれます。生産者や地域の人との交流を通じて、“あなただけの鹿児島とのつながり”を見つけてみませんか?MBCタレント柴さとみさんによる鹿児島弁による車中トークもお楽しみに!
詳細やお申し込みはこちらから
関係人口増加へ向けた情報発信の一環
KAGOSHIMA MEET LUNCHやKAGOSHIMA MEET TOURは、鹿児島県が今期から始めた関係人口を増やすための情報発信活動(KAGOLOOPの取り組み)の一環として開催されるものです。県はこれからも県外居住者に鹿児島の魅力を知ってもらい、鹿児島との継続的なつながりを持つ「関係人口」を増やすことを目指していくとのことです。あなたも鹿児島の奥深い鹿児島の魅力発見のイベントに参加しませんか?
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